プランセンタ点滴にリスクはある?

プランセンタは、自律神経や免疫力を正常化させる
働きがあるとして、様々な症状の治療に使われています。

プラセンタとは胎盤に含まれる胎児の発育に必要な成分を
抽出したエキスで、アミノ酸・ミネラル・ビタミンなど
100種類以上もの成分が含まれています。

成長因子は、細胞を刺激して細胞分裂を促します。
その結果、新陳代謝が盛んになり、古い細胞がどんどん
新しい細胞に置き換わり、全身の細胞が活性化するのです。

プランセンタは点滴や注射、サプリメントとして
投与することができますが、プランセンタの効果を
最大限に実感したい場合は点滴がおすすめです。

サプリメントの場合消化しているうちに効果が
薄れてしまうというデメリットがあり、注射は比較的
効果が出やすいですが、点滴の場合他のビタミン剤などと
同時に投与できる特徴があります。

例えば、プランセンタと同時に点滴する成分として
人気なのが、ニンニク成分やビタミンCといった
疲労回復や美肌効果のある成分です。

これらは単独で注射する場合何回も注射しなくては
なりませんが、点滴の場合一度に体内に
取り込むことができるのがメリットと言えます。

プラセンタを点滴するリスクについてですが、
人の胎盤から抽出した成分ですので、感染症の
心配があるという声を耳にすることがあります。

現在のところプランセンタを使用したことによる
事故は報告されておらず、感染症に関しては
エイズや肝炎などに感染しないよう処理が
行われていますので、安心して治療することができます。

万一のことを考えてプランセンタを点滴した方は
献血や輸血ができないことになっていますが、
もともと身内間での輸血はあまりメジャーでは
ありませんし、リスクがあるから禁止なのでは無くて、
万一のことを考えての事で、それよりもメリットの勝る
プランセンタ点滴は、美容や治療目的で多くの方に
利用されています。

病気を防ぐ

献血の細かいルールを確認!プラセンタ注射経験者はNGってホント?

献血は誰でも出来る印象がありますがいくつかルールがあり、そのルールに該当する場合には出来ない場合があります。
様々な治療にも使われるプラセンタ注射ですが、厚生労働省の指示によって平成18年10月10日からヒト由来プラセンタ製剤を注射した場合、安全性が確認されるまでは当分の間は献血出来ない状況です。

プランタ注射を受けた場合以外に、歯科治療を受けた場合にも注意は必要です。出血を伴った歯科治療や歯石除去をした場合、抜歯などによって口腔内常在菌が血液の中に移行して、菌血症になる可能性があるため治療後3日以内は献血することは出来ません。

これらの他にもインフルエンザの予防接種を受けた場合には、接種後24時間は出来なかったり、ピアスも医療機関や使い捨ての器具で穴を開けた場合、穴をあけた箇所の状態にもよりますが、細菌などに感染している危険性があると判断されるため、最低1ヶ月は献血が出来ません。
さらに安全ピンなどで穴を開けた場合などは6ヶ月は献血が出来ないなど、日常生活には影響がない事柄であっても、献血には細かいルールがあるため献血したくても出来ない場合があります。

薬を服用している場合は、貧血の治療中を除く健康増進のためのビタミン剤などサプリメントを飲んでいたり、胃腸薬や降圧薬、漢方薬やアレルギー治療薬、少量の女性ホルモンや避妊薬など、本人の体調や服薬状況などを考慮する場合もありますが、献血当日に服用していても原則として献血は可能です。